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不正かぎ作り |
よく言われる「ピッキング」や「サムターン回し」以外にも、ドアを狙う手口は、いくらもあります。昔から知られる手口から、珍しい手口までいろいろありますが、ひとつ言えることは、実際にこれらで被害にあったお宅が存在するということです。 |
不正かぎ作りとは? |
いつの間にか作成された合鍵を使って、侵入される手口です。コピーが簡易なキーは、特殊な技術がない人間であっても、ホームセンターなどで数百円でも作れてしまいます。また、キーによっては、IDナンバーから不正に作成することも出来ます。
キーを不用意に誰かに貸してしまった場合に起こりうるものですが、それ以外にも、不用意に見せて(見られて)しまった場合、上項のように盗み出されて不正コピーされる場合もあります。その場合、キーが元に戻されているにもかかわらず、侵入が繰り返される可能性もあります。
また、鍵違い数が極端に少ない商品の場合、同じキーで開く錠が、世の中に複数出回っていることがあります。場合によっては、隣の部屋がなぜか同じ鍵で開いてしまったと言うケースもあります。 |
不正かぎ作り対策 |
複製が困難なキーというのがありますので、そういったものとシリンダーごと交換することで回避できます。
ただし、キーの複製についてはおおまかに3段階のレベルがあります。不案内な不動産業者やホームビルダーの場合、それを正しく理解できておらず、コピー可能なものを「出来ない」と表現することが頻繁にありますので、よく確認した方が良いでしょう。 |
Lv.1 どこでもキーが作れる |
たとえ耐ピッキング性能が高くても、美和ロックのU9などはコピーは簡単です。利便性が高い反面、この項を気にする向きには、不向きと言えましょう。(ただし、精度が要求されるので、失敗する業者も多いのですが) |
Lv.2 複製は可能だが、難しい |
多くのディンプルキーは市中での複製が困難と思われがちですが、設備を持った専門業者であれば、コピーは可能です。たとえ、メーカーアナウンスでは複製できないとされるものであっても、代理店レベルで製作できたり、設備によっては「何とか開けられる鍵」が作れることもあります。 |
Lv.3 メーカー以外でのコピーは困難 |
メーカーでないと製作が困難なものこそ、もっとも安全性が高いと言えます。それらの多くは、別途に付属したIDカードや身分証の提示がなければ、製作の受付さえ出来ません。
また、ICカードや、指紋などの生態認証などは、複製の困難さと言う点では非常に優れたものです。 |
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