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カギ盗難 |
よく言われる「ピッキング」や「サムターン回し」以外にも、ドアを狙う手口は、いくらもあります。昔から知られる手口から、珍しい手口までいろいろありますが、ひとつ言えることは、実際にこれらで被害にあったお宅が存在するということです。 |
カギ盗難 |
カギ自体が他人の手に渡って、それが悪用されるケースです。
パターン1 カギを落とした場合
住所がわかるものと一緒に盗まれた場合、それをたどって侵入することがあります。
パターン2 置きカギ盗難
帰宅者のために、ポストや植木鉢の下、メーターボックスの中などにキーを置いておく行為を「置きカギ」と言いますが、これを盗まれて堂々と侵入されるケースがあります。
パターン3 予備キーの盗難
一度他の手口で侵入した物件でキーを発見、それを保有しておいて、後日、何度も侵入を繰り返すことがあります。
パターン4 不正使用
不動産業者の社員が、賃貸物件の合鍵を使用して侵入し、乱暴、殺人事件にまで発展した事件が、かつてありました。また、別れた彼氏が、当時の合鍵を使って侵入、盗撮カメラを仕掛けたという事件もあります。
パターン5 暗証番号の流出
暗証番号式の場合、それが盗み見られたり、ボタンの汚れ具合から推測されるケースがあります。その場合、鍵の流出と同義になります。 |
カギ盗難対策 |
キーは、基本的には肌身はなさず持っておくもので、不用意に他人に貸したり、置きっぱなしにしてはいけません。もし怪しい案件があったり、気になる件があった場合は、シリンダーを交換するなどの事前策が必要です。なかにはストーカー化するケースもありますので、怪しい兆候がある場合は、すみやかに、最寄の警察や不動産管理会社などに相談した方が良いでしょう。
現状の戸締り用シリンダーは、法定性能表示にて、付属しているキー(コカギ)の本数が明記されています。新設、交換の場合、それと員数を照合することも良いでしょう。 |
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