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キーワード |
説明 |
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バイオメトリクス |
生態認証システム。指紋や声紋、目の虹彩、手形、動脈血流パターンなど、人体で個人の固有なものを利用し、それによって鍵の代わりにするシステムや装置。 |
はかま |
テンパーライトドアで、錠などを設置するために、ドアの上下に設置するステンレスなどのプレート部の呼称。 |
箱錠 |
ケースを使用した錠。ケースロック、モーティスロック(英) |
バックセット |
錠フロントの表面から、シリンダー、もしくはドアノブの中心点までを結んだ直線の距離。通常、38、50、51、60、64、70、78、90、100、125(すべてmm[ミリメートル])が多用される。半端な数字が多いのは、インチをmmに換算しているため。 |
引き戸 |
横に引くことで開閉するドア。通常はレールの上に 戸車を仕込んだドアを乗せている。 |
引き込み戸 |
引き戸の一種。1枚の扉を、戸袋に収納してしまうもの。 |
引違い戸 |
2枚の引き戸が、並列された2本のレールで交互に動くもの。和風建物の玄関などで多用される。 |
非常開放装置 |
トイレなどで、中で異常が起きた場合など、外部からマイナスドライバーやコインといった簡易な工具で開放できる装置。または、それが付帯した錠。 |
非常錠 |
非常口などで、通常は施錠されているが、火災などの非常時には簡単な操作で開放できる錠。「非常時はここを破って操作してください」というカバーが付いた錠も、その一種。 |
表示錠 |
表示器を備え、現在が使用中かどうかを外部から容易に判断できる錠。赤(使用中)青(空き)で示す例が多い。 非常開放装置が付帯したものも多い。 |
開き戸 |
丁番で吊った、開く形式のドア。 |
非接触IC |
カードなどに埋め込まれたICチップに記録されたIDを感知し、正しい場合はロックを解除するなどの動きをするシステムの端末。お財布ケータイの「フェリカ」、JRの「スイカ」なども、これを利用している。 |
プッシュプルグリップハンドル |
近年流行のハンドル形状。ハンドルバーを、扉の開き方向に向かって、押す、引くという動作と連動して、そのまま ラッチが動作し、扉を開くことができる。 |
フロント |
錠の戸先部分に設置された取り外し可能な板、もしくはその部位の名称。かんぬき、ラッチなどが出入りするための穴があいている。メーカー名、型式刻印があるのも、この部位。 |
フロント刻印 |
フロントにあるメーカー名、型式刻印。これにより、錠の形式や、装着可能なシリンダー形式推定の重要な手がかりとする。 |
フラッシュ構造 |
ドアでは、中身が詰まった「 ムク」の対語として使われる。骨組みに、ベニア、鉄板などの板を太鼓張りで張り付けたドア。中空ドア。ただし、構造補強、補助のため、紙のコア材、グラスウールなどが充填されている場合がある。 |
防火ドア |
消防法で規定、認定されたドア。火災の場合の延焼防止に効果がある。炎以外に、煙の蔓延を防ぐ役目もある。 |
補助錠 |
現在使用中のメインロックに加えて設置された錠。おもに 本締り錠を設置することが多く、その中でも 面付け本締り錠が多用される。ワンドアツーロックなどの場合の2ロック目以上のこと。 |
ホテル錠 |
ホテル客室では、 自動施錠の錠が多用されることから、その錠を指してこう呼ぶことが多い。厳密には、ホテル専用に開発されたカード錠などが存在するので、好ましい表現法ではない。 |
本締り錠 |
空締り機構( ラッチ)がない、 かんぬきでの施錠機能のみを有した錠。 補助錠などとして用いることが多い。 |
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マウント |
シリンダーが装着されるケースの部位の形状。おもにこの形状の違いによって、交換装着可能なシリンダーの型式が決定する。 |
マスターキー |
管理者が所有する1本のキー(マスターキー)で、本来別々のキーで操作している複数の錠を、操作できるようにしたシステムの呼称、または、その「親鍵」。賃貸住宅などでは、物件管理人が所有していることが多い。国内では オリジナルキーのことをマスターキーと呼ぶ風潮があるが、厳密には間違った用法である。 |
マグナロック(R) |
アメリカ製の電磁石錠。電気が通ると、強い磁力が発生し、その吸着力でドアをホールドする。アジア製の安価なものも流通しているが、マグナロックと言う呼称は米マグナトロン社の登録商標である。 |
ムクドア |
木製の高級扉などにある、板材を組み合わせて作ったドアの総称。中身も詰まっていて、重量がある。 |
召し合せ |
チリが見えないように設置された、折り返しの構造物。 |
召し合せ錠 |
引き違い引き戸の真ん中の框部分に設置される錠。裏表2パーツで1セットとなる。キーを回すと、 かんぬきの鎌が垂直に出るので、向う鎌錠とも呼ばれる。 |
面付け錠 |
箱錠の一種だが、ドアの内部に ケースを埋め込むのではなく、ケースがドアの室内側に張り付いた状態でおさまったもの。 公団錠としても多用された。リムロック(英) |
面付け本締り錠 |
ワンドアツーロックの2ロックなどで使用される錠。面付け錠の1種で、 本締り錠タイプのもの。リムデッドボルトロック(英) |
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ユニバーサルボタン |
円筒錠に設置された、室内側のボタン。押し込んだまま回転させると、 自動施錠にすることもできる。回せないタイプはプッシュボタンといふ。 |
呼び込み |
たとえば、シリンダーをドアの室内側から、ビスで引っ張って設置するような構造。引っ張ることを「呼ぶ」、そのビスが入る穴や足を「呼び足」と言う。 |
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ラッチボルト |
空締り機能を司る部品。空締りとは、キーがなくとも、 レバーや ノブ操作だけで開放できる錠、またはその状態のことで、その操作で出入りする、 フロント部に配置された三角形の部分の名称。=ラッチ |
欄間 |
開口部で、ドアの上部にあるパネル部のこと。近年は FIXとしてガラスがはめ込まれていることも多い。 |
両開き戸 |
ドアが左右2枚設置された構造のドア。 親子ドアと違い、2枚のドアの大きさが同じもの。 |
両面シリンダー |
外部だけでなく、部屋内側もシリンダーが設置された錠。通常は、内外とも 同一キーになる。サムターン回し対策にもなる。 |
リングカラー |
シリンダーを取り巻くリング状の金物。通常は、 戸厚調整のため可動する。 |
レバータンブラー錠 |
特徴的には、棒鍵を使用する錠。扉表面から構造物の シリンダーの飛び出しがなく、それが邪魔な場合などで使用される。かっては主流として使用されたが、現在は引き戸以外で見かけることは少ない。 |
レバーハンドル |
ドア錠を開放するために操作する、棒状の部品。デザインは多種多様。 ドアノブと違い、握らずとも、押し下げるだけで操作できるので、バリアフリー対応としても使用される。 |
レバーラッチ |
アルミサッシ窓で、下部 框に設置されている、スイッチ式の補助錠。押すと起き上がり、サッシの動きを止める。 |
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枠 |
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