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MIWA PMK(75PM)・GOAL・SHOWA他 公団用玄関錠(型式) |
おもに、公団住宅用として開発された錠で、室内側に四角い箱状の本体が露出して設置されている事から「面付箱錠」とも呼ばれています。画像のノブ式のものが一般的ですが、後年、バリアフリー用途としてレバーハンドルタイプも発売されました。
このタイプは、現在では美和ロック社をはじめとした数社で、すでに廃番扱い(MIWAは補修部品としては取り寄せ可能)となっています。交換用のシリンダーが設定されていない製品も珍しくありません。しかし、錠本体の取り付け寸法は他社メーカー間と規格統一がなされていますので、MIWAのPMKと本体ごと交換することで、ここにある多彩なシリンダーを採用することができます。
この錠のシリンダーは室内側の箱状本体に直接連結されています。交換する場合は、本体を取りはずことになります。 |
MIWA PMK・GOAL・SHOWA他 公団用玄関錠 TYPE |
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MIWA PMK |
「75PM」刻印がある錠は「PMK」という商品になります。このタイプの錠としては、もっとも普及したタイプで、交換用部品も唯一充実しています。同型であっても刻印が違う旧式の中には、シリンダー交換ができないものもありますので、ご注意ください。 |
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GOAL 4350シリーズ |
現在もカタログにも記載されている現行機種。ノブタイプ(4350)とレバーハンドルタイプ(L435)がありますが、どちらもシリンダーは同型です。ただし、ケース等に一切の型式刻印がありませんので、外観的に製品を判断していただくほかありません。
最近生産された製品以外では、片ピン(6ピン)シリンダーからV-18へのバージョンアップ交換はできません。交換したい場合は、本体ケースごと交換しなければなりまぜん。
この製品は「MIWA PMK」と、一切の加工をすることなく交換することが可能です。「PMK」は交換できるシリンダーの種類が多彩で、選択肢が広がります。また、「4350」には制定されていない、本格的なサムターン回し対策グッズも導入できます。 |
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SHOWA 7680シリーズ |
現在もカタログにも記載されている現行機種。ノブタイプ(7680E、7680KJ)とレバーハンドルタイプ(7680L)がありますが、どちらもシリンダーは同型です。ただし、ケース等に一切の型式刻印がありませんので、外観的に製品を判断していただくほかありません。
「7680E」と「7680L」については、バージョンアップ交換部品はほとんどありません。ただし、「MIWA PMK」と、一切の加工をすることなく交換することが可能です。「PMK」は交換できるシリンダーの種類が多彩で、選択肢が広がります。また、「7680」には制定されていない、本格的なサムターン回し対策グッズも導入できます。
「7680KJ」については、SHOWA純正のシリンダーと交換が可能ですので、そちらをご利用ください。本体交換については、室外側のプレートの設置方法が異なるため、ビス穴追加加工をしなければ設置はできません。
なお、「ショウワ(旧昭和ロック)」は、数年前に一度倒産しましたが、現在は別資本により「ユーシン・ショウワ」として継続されています。 |
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MIWA PMK 対応シリンダー |
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MIWA PMK 対応防犯サムターン |
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MIWA PMK 対応カム送り対策/補修・修理用部品 |
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SHOWA公団錠のバリエーションについて |
ノブ式の7680には「E」と「KJ」の2種が存在し、それらは外観がまったく異なります。「KJ」については、ドア外側のプレートを止めるビス穴を増設しなければ、「PMK」と交換することはできません。交換用のシリンダーはいくつかありますので、とりあえずそちらで対応することもできます。 |
SHOWA 7680E |
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MIWA PMKと同等規格の製品。PMKと本体交換が可能。 |
SHOWA 7680E 交換可能シリンダー |
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SHOWA 7680KJ |
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旧公団錠をモチーフとしたセパレートデザインタイプ。他の公団錠と切り欠きなしで交換することはできない。 |
SHOWA 7680KJ交換可能シリンダー |
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MIWA PMKシリンダー交換手順 |
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1. まず、ノブをはずします。 室内側ノブの首下にあるビスを逆時計回りに回すと、ビスが外れます。 |
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2. ビスを撤去した後、まっすぐノブを引き抜くことができます。 外部からも、同様に引き抜くことができます。 |
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3. 室内側の本体箱を止めているビスを4本ともはずします。 |
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4. そのまま引き抜けば、本体がはずれます。 外側の長座プレートははずす必要はありません。 |
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5. シリンダーは、台座プレートといっしょに、本体に4本のビスで固定されています。 4本ともはずします。はずし方については、下の注意書きを熟読ください。 |
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6. シリンダーが座板とも外れます。 |
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7. 同じ手順で新しいシリンダーをつけて完成です。 シリンダー種によっては、もとの台座プレートを再利用するものと、新たに付属のものに交換するものがあります。それぞれの商品の説明書をご覧ください。 |
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注) シリンダーを固定しているビスは、たいへん固めに締め込まれていますので、回し方が悪いと、頭が潰れて、回せなくなってきしまいます。必ず、ドライバーを強く押し付けながら回してください。また、必ずサイズが合ったドライバー(プラスの2番)をご使用ください。
ねじ頭が潰れると、通常の工具や手法でではずすことが、たいへん困難になります。もしそのような状態になった場合は、電話かメールでお気軽にご相談ください。 |
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SHOWA 7680KJ シリンダーの交換手順 |
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1. PMKと同様、室内側ノブの固定ビスをはずしたのちノブを左回りに回すと、ネジの要領ではずれます。室外側ノブは、引き抜くだけで外れます。 |
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2. ノブをはずした後、室外側のノブの丸座を左回りに回し、はずします。ペンキ等で塗り固められるなどして回りにくいことが多いので、その場合布を巻いたハンマーなどで軽く叩くなどしてみてください。シリンダーのリングは差し込んでいるだけなので、ケース本体を引き抜けば勝手にに取れます。 |
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3. 本体の裏板に3本のビスがあります。これをはずし、裏板を起こすように動かすと、裏プレートがはずれます。このとき、あまり無茶に動かすと、錠内部の部品がバラバラになり、修復に手間取ることがありますので、特にご注意ください。 |
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4. シリンダーは、裏板の裏から2本のビスで固定されています。それをはずすと、シリンダーが外れます。シリンダーを交換した後、逆の手順で装着してください。 |
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