|
特徴 |
|
■ 建築物や壁などの落書である「ペイント類」の定着を阻害し、消しやすくします。
■ 電柱や壁などの貼り紙は「のり」の定着を阻害し剥離しやすくします。
■ 防水・高撥水効果があり、素地を保護します。
■ コーティング後のアフターケアも簡単に行えます。 |
|
施工対象物 |
■ 信号機・道路標識・街路灯・防犯灯
■ 高速道路橋脚・橋梁・歩道橋
■ 自転車置き場・地下鉄乗降口
■ 地下道・トンネル
■ 公園・トイレ
|
仕上げの種類 |
■ 塗装仕上げ上塗面
■ 金属面
■ 亜鉛メッキ面
|
落書・貼紙防止塗装仕様 |
工程 |
商品名
(塗料名) |
混合調合
(重量比) |
希釈率
(重量比) |
標準使用量
(ml/u) |
標準膜厚
(μm) |
乾燥時間
(20℃) |
素地調整 |
パワーツール・ブラシ等を用いて被塗面の不純な付着物(粉塵・土砂・油分・汚れ・エフロなど)を完全に除去する。被塗物は十分に乾燥させる。 |
- |
落書・貼紙防止
中途模様付け |
不要 |
- |
落書・貼紙防止
上塗 |
PioミラクリンZ |
主 剤:6.25
硬化剤:1 |
無 |
80〜100
(ローラー) |
- |
15分〜20分
以内 |
|
|
※ 落書・貼紙防止上塗の塗装はローラー塗り、ハケ塗りも可能。 |
作業手順・施工例 |
■ 作業手順 新設の場合(落書・貼紙防止塗装共通)
|
1. 素地調整 |
|
2. 落書・貼紙防止部 |
|
3. 塗分け境界用マスキング |
|
4. ガード塗付(2度塗り)※ |
|
5. マスキング除去 |
|
|
※ 上塗の塗装回数は、対象物の材質や劣化の状況により変わります。 |
|
|
■ 施工例
|
|
落書除去とコーティング剤塗布作業 |
■ 落書の上から再塗装を行い、コーティング剤を塗布 |
都市部の繁華街において、違法で景観を壊す落書や貼り紙は、大変重要な問題となっています。しかし、描かれたものを完璧に消すというのは、事実上困難です。壁の素材や仕上げによって有効な薬剤や手法は異なりますし、たとえ最適な方法を採用したとしても下地の既存塗料面を傷めたり、剥離させたり、また、消したとしても跡形が消えずに残存するケースがほとんどです。
そもそも、落書き等がされる場所というのは、書きやすい場所でありますし、消してもまた書かれる危険性は、ほぼ拭い去ることはできません。
そこで、私たちは、コーティング剤の塗布をお勧めするのです。
|
■ 最強のコーティング剤 ミラクリンZ |
当社が使用しているコーティング剤「ピオ・ミラクリンZ」は、従来にないコーティング剤です。これを塗布することによって、壁面に油脂の膜(コーティング層)が形成されます。この層は強い撥水性があり、塗料をはじき、描かれたとしても容易に消去することができます。
撥水効果によって、落書き以外の汚損に対する壁面の保護、防水の役にも立ちます。
また、このコーティング剤は貼り紙に対しても強い効果を現します。貼り紙の接着剤は、落書きの塗料以上に強く固着し、撤去は大変難しいものです。それら殆どの糊やボンドも、このコーティング面では定着できません。簡便に剥離しますので放置していても勝手に剥離することも少なくありません。
|
■ コーティング可能な材料 |
コンクリート、金属、塗装面、木材、ブロックなど、殆どすべての建材
|
■ コーティング後の処理 |
・コーティング面は、5年以上の効果持続期間が認められています。
・損傷があった場合は、部分的な補修が可能です。
・貼り紙は、ゆっくり剥がせば簡単に剥がれます。
・落書きは専用リムーバーで剥離させるか、軽微なものならガムテープで転写する、専用溶剤でふき取るなどでも消すことができます。
|
■ 他社製品との違いや優位性 |
現在、落書き予防塗料として売られているものは、大きく分けて3種類存在します。当社製品は、その中でも特に効果が高いとして、各地方自治体、公共団体などで推奨されています。
|
使用事例:建物壁面の落書き防止、後援の壁面保護、高速道路の橋脚、電柱・ガードレール等の路上構築物、護岸コンクリートの劣化防止、橋脚の貝などの付着防止、他 |
|
|
PioミラクリンZ |
ガラスコーティング |
シリコンコーティング |
主な原料 |
油脂 |
ケイ酸(ガラス) |
シリコン |
耐用年数 |
5〜10年 |
半永久? |
1年程度 |
シリコンは紫外線等で簡単に劣化し、ひび割れ等がおきやすい。耐用年数が短いと、その時点で塗り替えの必要が出てくる。 |
剥離効果 |
高い |
低い |
まぁ高い |
ガラスはコーティング力は強いが、そもそも薄利を即す性能はない。あくまで通常のペンキ落しの要領で拭き取らなければならない。 |
加工日数 (乾燥まで含む) |
半〜1日 |
2日以上 |
1日以上 |
ミラクリンZ以外は、下地処理などを数度行わなければ塗布できない。施工の手間が増えれば、それは施工費にかかわってくる。 |
塗り替え手間 |
上塗り可 |
上塗り可 |
剥離の後、再塗装 |
効果がなくなった場合、いかに簡便に再塗装できるかがメンテナンス上の問題(手間やランニングコスト)になる。 |
原材料費 |
やや高い |
非常に高い |
やや安い |
ガラスはそもそもの材料費が高いうえ、何層も塗る必要があるので、大変高価なものになる。 |
その他の効果 |
強い撥水性 下地保護性能 |
強い撥水性 下地保護性能 |
- |
総合評価 |
やや高価だが、メンテナンスの簡便さもあり、効果も高い。 |
大変高価なので、費用対効果の上では疑問が残る。 |
やや安価だが、効果は早く衰え、長持ちしない。 |
「PioミラクリンZ」は、唯一、落書き、貼り紙対策専用として開発された商品です! |
|
|
性能試験結果一覧表 |
試験項目 |
試験方法 |
結果 |
膜厚測定 |
JIS K 5600-1-7 |
27μメートル |
※ |
粘度 |
JIS K 7117-1 |
64mPa・S |
※ |
蒸発速度 |
試料重量の経時変化を記録し、塗料重量が80%に減少したときの時間 |
980秒 |
※ |
硬化乾燥性 |
JIS K 5600-1-1 |
20分 |
※ |
接触角 |
JIS K 2396 |
100° |
※ |
粘着性 |
JIS Z 0237 |
0.0N/10mm |
※ |
付着性 |
JIS K 5600-5-6(基盤:シリコン樹脂塗料) |
100/100 |
※ |
耐水試験 |
50℃ 温水浸漬、240h、JIS K 5600-5-6 |
100/100 |
- |
耐アルカリ試験 |
20℃ 飽和水酸化カルシウム水溶液 72h 浸漬の外観 |
外観変化なし |
- |
耐中性塩水噴霧性 |
JIS Z 2371 促進試験 1000h |
錆を認めない |
- |
促進耐候性 |
促進実験3000h |
膨れ、剥れを認めない |
※ |
※ (財)日本塗料検査協会東支部委託試験結果 |
|
|
警告 |
1. 引火性の液体です。
2. 有機溶液剤中毒の恐れがあります。
3. 健康に有害な物質を含有しています。 |
注意事項 (吸入すると中毒その他の健康障害を起こす恐れがある為、取り扱いには下記の注意事項を守って下さい。) |
● 人体に害がある為、吸引したり飲んだりしないでください。
● 換気の良い所で使用してください。
● 発生する蒸気は引火性がある為、下記のあるところでは使用しないで下さい。
● 火災時には、粉末消化剤、泡消化剤、炭酸ガス消化剤、散水を用いて下さい。
● 直射日光の当たる所や温度40℃以上になる所、特に暖房器具の近くに放置または保管しないで下さい。
● 取り扱い中は、出来るだけ皮膚に触れないようにし、必要に応じてマスク、保護手袋、保護眼鏡を着用して下さい。
● 本来の用途以外に使用しないで下さい。
● 引火性があるので、火気に近づけないで下さい。
● シミになる恐れがあるので衣服には付着しないようにして下さい。
● 子供の手の届く所に置かないで下さい。
● 使用した器具などは直ちに洗浄して下さい。 |
|
|