株式会社松本建築金物店
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高級シリンダー用 潤滑メンテナンス剤

当サイトでもご紹介しているとおり、現在巷では多くの防犯用ハイスペックシリンダーが使用されています。それらに共通して多いのが、キーの動作不良に関する問題です。普段から気にする人はあまりいないのですが、いざ問題がおきたときに、たいへん苦労を伴います。
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シリンダー不具合事例

シリンダーメンテナンス剤 HORIチービー

事例1: 最近、鍵穴にキーを挿すとき、ちょっと固い気がしていました。ある日、よくよく見たらキーが途中で曲がっていました。


A. これは、シリンダーの潤滑がきれて、キーが入りにくくなっていたことが遠因と思われます。本来ならば奥ま刺さるところが、入りにくいため途中で止まっており、それに気付かず回したため、キーが曲がってしまったと考えられます。


事例2: ある日、帰宅してカギを挿したところ、抜けなくなってしまいました。たまたま家人が中にいたので開けてもらえたのですが、キーはペンチで力いっぱい引っ張って、やっと抜けましした。しかし、今度はかぎが回らなくなってしまい、結局、鍵屋さんを呼んで交換してもらいました。


A. これは、シリンダー内部に堆積した埃や空気中の油分が付着したため、内部のピン部品(タンブラー)の動きが悪くなったためだと思われます。動きが悪い=固まった状態で無理に引っ張ったため、ピンが破損し、余計に悪い状況になったのでしょう。


事例3: 外出しようとしたところ、キーが刺さったまま抜けなくなってしまいました。急ぎの用件があったので、無用心だと知りつつも、そのまま会社に行ってしまいました。


A. これも同様に、ピンが固まって動かなくなったものと思われます。もしくは、キー自体やピンの傷、経年による磨り減りなども考えられます。

なぜ、このような事例がおきるのか?

これらのような事例は、今にはじまった事ではありません。以前からおきてはいたのです。ただし、最近のハイスペックシリンダーは、従来のものより、より精密に、より複雑になる傾向があり、それに比例して潤滑切れに弱くなり、トラブルも多発しているのがです。
埃や油分、水分などの外的阻害要因以外にも、どこかにぶつけてわずかに破損したキー、あまり上手に作れなかったコピーキーなどのバリでタンブラーを傷つけ、それにより動作が悪くなったり、正しいカギで開かなくなるなどのトラブルもおきがちです。事例のような曲がったキーもしかりです。本来キーは、純正以外のコピーは、極力使わないようにしないといけないのです。


本来、鍵穴やシリンダーの内部は、サラサラで乾燥したクリーンな状態でなければなりません。
以下にご紹介するのは鍵穴専用の潤滑剤です。これを定期的にご使用になることで、予想外のトラブルを回避できます。また、動作を良くするばかりでなく、磨耗も抑えられますので、結果としてシリンダーが長持ちし経済的です。(使用頻度にもよりますが、一般にシリンダー部の寿命は10年前後とお考えください)
面倒がらずに、ぜひ、一家に1本常備ください。

取扱いメンテナンスグッズ

潤滑・メンテナンスグッズ

HORIチービー純正かぎ穴用潤滑剤 鍵穴のクスリU(17ml)
シリンダー内部に沈着した油分などを分解洗浄 鍵穴のクスリU(200ml)
シリンダー内部に沈着した油分などを分解洗浄(お得な容量) KABAクリーナー(13ml)
スイス、カバ社の純正かぎ穴用潤滑剤 KABAクリーナー(200ml)
スイス、カバ社の純正かぎ穴用潤滑剤(お得な容量) テフロドライ
潤滑性能の優れたPTFE(フッ素樹脂)配合
警告注意事項
● 内部に水分が入ってることがあきらかな場合は、乾くまで潤滑材をご使用にならないでください。
● 鍵穴専用と表記してあるか、当社がおすすめする以外の商品は、鍵穴にはご使用にならないでください。
● あまり不必要に大量に投与しますと、かえって不具合がでる事があります。適度にご使用ください。
● 使用方法としては、シリンダー内部に吹き付けますが、チービーについては、キーにふりかけてご使用になるほうが効果的です。
警告もし、オイル系の潤滑油を使ったら…
もし、CURE-556、CRCなどのオイル系のものを鍵穴に注したら、おそらくその時点ではたいへんスムーズな動きをすることでしょう。しかし、それは一時的なものにすぎません。
内部に溜まったホコリやゴミが油と混ざり、やがてヘドロ状のペーストになります。さらには、それが固まり、内部に蓄積してしまいます。こうなると、もはや、すべてをばらしてレストアするか、新しいものに買いなおすしかありません。これは、その他の専用以外の潤滑剤(シリコンオイル、機械油、グリス、ミシン油、食用油、蝋、他)でも同様です。
これらのものは、絶対使用しないようにしましょう。
ただし、鍵穴以外の錠の内部には、グリスやオイルをご使用になったほうがいいでしょう。ラッチ(ドアの先端で出入りしている部分)などは、テフロドライやシリコン系スプレーが効果的です。
シリンダーメンテナンス剤 HORIチービー

【参考資料】機械潤滑油を注してしまったシリンダー


油注入後、約半年間、屋外で使用されたものです。キーが回らなくなって、当社で分解しました。カギを入れるたびに、キーが油まみれになっていました。


@従来入っていた黒鉛と油分がペースト状になっている。


Aホコリが油で固化して溜まっている。