すり抜け | 格子があっても、その隙間をすりぬけて人体が通過するようでは、そもそも設置した意味がありません。竪格子の場合でおおよそ130mm程度以下であることが理想です。 |
| 後日格子を増設することは不可能ではありませんが、デザイン、強度面に疑問が残ります。 |
変形
(構造破壊) | (特にアルミ格子で)薄い肉厚の型材をリベットやビスで止めただけでは、簡単な引っ張り、ひねりなどの加圧でも破断しやすく、ばらばらになる可能性があります。 |
| 後日の強化は、交換以外、事実上不可能です。 |
接合部破壊 | 格子や枠を構成してているリベットやビスを人為的にはずして、開口を広げることが可能です。接合部が少ない単純な形状の格子などは特に注意が必要です。 |
| 後日の強化は、交換以外、事実上不可能です。 |
格子切断 | 竪(たて)柱の間隔を狭くしても、たった1本取り去られることで人体通過が可能なほどの開口が生じる場合があります。アルミなどのやわらかく中空の材料はともかく、たとえ鉄のムク材であっても、10mmに満たないような細いものでは、大型のハサミでも容易に切断が可能です。 |
| 後日格子を増設することは不可能ではありませんが、デザイン、強度面に疑問が残ります。 |
取り外し | 面格子を躯体(壁面)に接合しているビス、釘などが簡単に取りはずせるようでは、簡単に格子自体が撤去されてしまいます。サッシ枠にはめ込んだだけのクリップ式も同様です。 |
| ビスとブラケットを溶接で固める。それが不可能な場合でも、ビスの頭をを潰す、ボンドやシリコンで固める、特殊なビス(ワンウエイビス、特殊レンチ用ビス)を使うなどの対策が必要です。 |
経年による
強度低下 | 経年により、材料自体が錆びたり、朽ちたりすることがあります。鉄に限らず、錆びに強いとされるアルミでも腐食は必ずおきます。そうなると、材自体のの強度、耐久度も著しく低下し、接合部からの破断をおこしやすくなります。 |
| 後日の強化は、交換以外、事実上不可能です。 |