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2006.Apr.20.UpDATE




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 近年、いろいろな機能つきのインターフォンが市場に登場してきました。その中から、防犯的に優れたものをご紹介します。






カメラ付は防犯の基本!?
 一時は高級機種であった「カメラ付インターフォン」ですが、近年はそれも当り前の機能になった感があります。出始めは、白黒画面で、解像度が悪いため画像がはっきりしない、逆光や入射光に弱い、また夜間や曇天では何が写っているかわからないようなものもすくなくありませんでした。カラーカメラタイプになっても、やはり夜間には白黒タイプ以上に弱かったのは事実です。
 しかし、近年はカラーが主流になり、その画質もまったく実用に足るものになってきました。逆光は自動補正し、夜間であっても多少の明かりがあれば、十分に被写体が確認できるようになっています。
カメラが付いていることによる防犯力
 カメラが付いていることで、実際にはどのような効果があるのかご存知でしょうか。
 
■目視効果
 来訪者がどんな人物なのかが一目瞭然となります。知人なのかそうでないのか、怪しそうなのかどうかにより、場合によっては応対せずに無視することも可能です。
■監視効果
 通話しなくとも画像だけ確認することができます。監視したい場合のみ、子機のモニターボタンを押すだけで、画像を見ることができますから、玄関先で物音がする場合など、扉に近づいたり開けたりしなくとも、確認ができます。
■威嚇効果
 カメラで姿を写されることがわかっているので、犯罪者が近接を嫌う可能性があります。場合によっては、ピンポンダッシュなどのいたづらも防止できるでしょう。

百聞は一見にしかずといいますが、実際の画像を見ることができる安心感と言うのは、他の何にも替えがたいものがあるでしょう。
カメラ付きインターフォンの価格差
 一口にカメラ付インターフォンと言っても、現在ではかなりの商品価格差があるようです。ひと昔前はカメラがモノクロかカラーかで大きな価格差がありましたが、近年はカラーが主流となり、モノクロは市場から淘汰されつつあります。そういった市場占有率の増加に従い、カラー式の価格は近年目を見張って下がっています。たとえば、「1:1」と呼ばれるタイプの場合、1セットで3万円以内で売られている機種もあります。
 「1:1」とは、親機(室内の受話器)1台+子機1台のセットになった商品で、小規模な住宅での既存のカメラなしタイプなどとの交換にもうってつけです。ただし、機器の拡張性(増設)はできません。
 一方、複数の親機もしくは子機を接続できる「増設可能タイプ」は、1:1の状態で設置すると2倍以上の価格となることもあり、不経済です。もちろん、複数の入り口や部屋がある一戸建て住宅などは、受話器1台では利便性が悪いので、そういった基本セットと増設機器を購入しなければなりません。
付加機能があるカメラ付インターフォン
 現在は、インターフォンにも各種のオプション機能を搭載したもの、または増設可能なものが多くあります。

ハンズフリー
 受話器を持たずに通話が可能なタイプ。両手が塞がっている時でも、通話ボタンを押すだけで通話ができます。
携帯子機タイプ
 無線式の子機が付いたのタイプ。子機をどこでも持ち運べるので、家事の合間でも通話が可能です。最新の機器では、モニター付き子機で画像(静止画)の確認も可能です。なお、カメラ機能がないものであれば、親機−子機の無線通信ができるものもあり、配線が困難な場合などに重宝します。
録画機能タイプ
 来客があるたびに、その画像を記録する装置が付いたもの。来客の確認ができ、帰宅時に連絡を取りやすくなります。また、空き巣の下見などで複数回不審者が来訪することがあり、そういった異常を事前に察することや、ピンポンダッシュのようないたづらも記録できます。
携帯電話転送タイプ
 来客時に、通信が携帯電話に転送されるもの。留守中でも在宅を装える面白いものでしたが、技術的な問題などがあり、生産していた大手メーカーはこのタイプから撤退しています。性能向上したものが再度市場に出ることを期待したいですね。


 インターフォンは、テレビやパソコン、洗濯機などと同じ「家電」のカテゴリーの商品です。この類の商品は、商品の代謝が激しく、同様の商品がマイナーチェンジされ、毎年のように型番が変わることも珍しくありません。今後もどのような機能の商品が現れるか、常に監視する必要があるといえます。 
























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