サムターン回し対策&対策商品一覧 |
サムターン回し対策は、手口のレベルに合わせていくつかの段階に分けることが出来ます。回されるものであれば、その工具で回されにくくすればいいというのが、基本的な対策の考え方です。 ただし、錠のタイプやサムターンの形状によっては、装着、交換の可否があります。対応商品いついては下の「対策サムターン・交換取り付け可否リスト」を参照ください。 |
レベル1 サムターンにカバーを装着する
もっとも簡易な対策。サムターンをカバーで覆えば、工具が直接触れることが出来ないだろうというもの。DIYでも簡単で、初期の報道でペットボトルでの代用も言われていました。ただし、設置の仕方が悪いと、簡単に叩き落されたり、なかには着火用バーナーで燃やされたというケースも報告されています。 |
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レベル2 サムターンを改良する
機能を大きく変更せず、耐久力をを高める後付けパーツを設置するパターン。空周りしたり、押さないと動かないものなどがあります。これもDIYでの設置が容易ですが、後付けだけに、脱落してしまうケースもあります。 |
着脱式カバーで覆う
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押して回す
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LA、NDR 2700円
その他 3400円 |
スタンダード1600円
RA・PMK用2200円 |
普通に回す
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押して回す
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1300円 | 1400円 |
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レベル3 サムターンを交換する
シリンダー交換同様、サムターンも対策済みのものに交換しする方法です。デザイン的にもマッチするものが多く、耐久性も今までのものに比べると、数段上です。 |
普通に回す
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つまんで回す
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シルバー 2000円 | シルバー2000円 |
押して回す
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レベル4 サムターンをキー式にする
キーがなければ開錠できないため、大きな穴を開けられた場合でも耐えられる、たいへん有効な対策のひとつです。ただし、キーを失くすと、外出不可能に・・・ |
■裏技! 現在使用中のシリンダーを室内に設置しなおす■
シリンダー交換時に、今まで使っていたシリンダーをサムターン側に付け直すと、追加費用が発生することなくサムターン回し対策も出来ます。いわゆる「両面シリンダー」にするのです。たとえピッキングに悲劇的に弱いものであっても、室内側なら問題ありません。シリンダーとサムターンのマウント形状が同じもの(MIWA LA、LD、GOAL LX、LG、SHOWA CL-50など)であれば、可能です。 |
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レベル5 補助錠を設置する
ピッキング同様、補助錠を設置することによって、犯行に対したいへん時間のかかる構造にすることができます。従来のものでも十分に対策になるのですが、特にサムターン回し対策を謳った面付け補助もいくつか発売されています。
また、掘り込みタイプの錠を両面シリンダーで設置してやるという手もあります。対策部品がない錠の場合は、これがもっとも効果的な対策となります。 |
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プラスワンの対策 |
サムターンを強化するだけではなく、プラス何らかの対策を施すことで、さらに防犯力を上げることが出来ます。
ドアに穴を開ける手口 |
「強行プレート」を装着することで、穴を開けにくくします。また、外部に対策をアピールすることや、被害扉を美しく補修することも可能な、当社オリジナルパーツです。
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戸先から
針金を差し込む手口 |
丸いサムターンにする程度で回避は可能ですが、扉のがたつきが多い場合などは、押し回しのものか、「強攻プレート・煙り返し付」が望ましいでしょう。
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のぞきめがねを
外す手口 |
これを外せないように、接着剤で固定しましょう。「コニシSUスーパークリヤー」(120ml/1080円)などの強力弾性のものが、効果があります。
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ポスト口を壊す手口 |
ポスト口を使用していないようなら、塞いでしまうのが一番です。裏から補強し、ボンドやビスで補強します。
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